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皐月賞・G1」(16日、中山)
快挙へ向けて好調キープだ。
ファンディーナは5日、栗東坂路で2本乗り。1本目で4F74秒5と体をほぐすと、2本目は
ナッシングエルス(3歳未勝利)と併せ馬を行った。1完歩ごとに加速し、ラスト1Fで
ゴーサイン。グッと体を沈めて四肢を伸ばし、4F54秒1-39秒1-12秒4で1馬身先着を決めた。
高野師は「1Fだけ強めにという指示。無理に動かす日でもないですしね。指示通りのいい動き。ここまで本当に順調です」と納得の表情を浮かべる。
前走のフラワーCは5馬身差の圧勝で無傷3連勝を達成。「いい競馬でした。G3のレベルで能力は確認できました。輸送や中山コースもクリアできましたしね」と好感触だ。
一方、師は「次も大丈夫と限りませんから」と慎重な姿勢も見せる。主戦の岩田も「男馬相手にどこまで通用するか。可能性は感じる。けど、甘くはないと思う」と気を引き締める。48年
ヒデヒカリ以来、69年ぶり3頭目の牝馬制覇へ-。万全の態勢を整えて、偉業達成を目指す。
提供:デイリースポーツ