「
ニュージーランドT・G2」(8日、中山)
やはり最大の武器はスピードだ。異父兄が昨年の
最優秀短距離馬ミッキーアイルという良血
タイセイスターリーが5日、栗東坂路で快足ぶりをアピール。
ディナスティーア(5歳500万下)に首差先着して、4F52秒7-38秒5-12秒4を叩き出した。
当初予定していたス
プリングSを疲れが出たため回避した経緯があり、「動きは良かったけど、もっと良くなってきそうという感じはあるね」と矢作師のトーンは今ひとつ。ただ、それも高い期待の裏返しで「持っている能力はすごいと思っているので、どうしても辛口になる。もちろん今回は内容も結果も求められるし、マイル以下の方がいい馬。ここで賞金を上積みしておきたい」と勝ち負けをにらむ。
前走の
共同通信杯では最後の1Fで失速して4着。主戦場は兄同様にマイルだろう。NHKマイルC(5月7日・東京)での兄弟Vに挑むためにも、ここは負けられない戦いになる。
提供:デイリースポーツ