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ペルシアンナイトなど、今週の主要調教馬場の時計/栗東トレセンニュース

  • 2017年04月06日(木) 12時15分
 3月30日から坂路コースのウッドチップ入れ替え工事が行われており、スタート地点からゴールに向かって、毎日作業が進められている。4月5日の調教開始時点では走路のちょうど半分あたりまでチップが入れ替えられている状態。この状況に関しては、下記で詳しく触れる。

 気温に関しては、朝はまだ肌寒いものの、調教時間も後半になれば暑いくらい。ようやく春になってきたという感じ。暖かくなると、一気に暑くなってくるのが近年の傾向でもあるだけに、そうなると暑さに弱い馬には厳しい季節になってくるかも知れない。

【坂路/4F51.9秒】
 5日。前述したように、ウッドチップの入れ替え作業で走路の前半部分は新しいウッドチップになり、深くて走りにくい状態。乗り手からもそういった声を聞くことができたので、入れ替えによる時計への影響は大きいといってよい。

 一番時計はラッフォルツァート(栗東・西園正都厩舎)とビップライブリー(栗東・清水久詞厩舎)の4F50.9秒。4F49秒台が出ていた先週とは一番時計自体が全く違う。全体的な時計の出方に関しても同様。ただ、先週まで時計が出すぎていた状態なので、ウッドチップを入れ替えることでごく標準的な馬場になったといってよい。

 気をつけておきたいのは後半部分は先週と同じ走りやすい軽いウッドチップということ。だから、前半部分をかなりゆっくり走れば、後半2Fで速い時計は出て当然。1F12秒を切った馬は5頭いたが、みな4F時計が速くないので、数字ほど過大評価はできない。

 皐月賞の1週前追い切りを行ったカデナ(栗東・中竹和也厩舎)は、福永祐一騎手が跨っての併せ馬。1F目13.6秒のラップで入り、2F目には12.4秒。3F目に更に加速して12.3秒だった分、最後は13.3秒と要したが、馬場がかなり踏み荒らされている時間帯での追い切り。最後が失速するラップではあるが、1週前追い切りとして、4F時計の自己ベストを更新するくらいの負荷をかけてきたということは評価すべきだろう。

 6日。5日に比べて、ウッドチップを入れ替えた走路が長くなっている。その影響なのか、時計が出にくくなっており、一番時計は4F52.0秒のウエスタンビジュー(栗東・崎山博樹厩舎)とロワアブソリュー(栗東・須貝尚介厩舎)。追い切りが5日に集中していることもあって、全体的な時計が出ていない印象もあるが、それを差し引いても、入れ替えが馬場に与えた影響は大きい。

 先週の馬場差は「-0.6秒」。今週はウッドチップ入れ替えの影響を受けており、5日は『-0.3秒』、6日は『±0.0秒』で馬場差を記録している。

【CW/5F66.5秒】
 5日。前日まで雨が降っていることもなく、走りやすい馬場状態は先週と変わらないはず。ただ馬場差を検討するということにおいては、全体的に今週の方が時計を要している印象はある。とはいっても基準時計より遅いことはなく、少しずつ基準に戻っているということかも知れない。

 動きが目立ったところでは、4月8日阪神の3歳500万(ダート1400m)に出走予定のサウンドテーブル(栗東・崎山博樹厩舎)。前走スプリングSでは惨敗だったが、その影響は全くなし。併せ馬で後ろに構えて、前を抜群の手応えで見る余裕。追い出すとしっかり伸びて、時計は6F81.9秒。距離短縮で自然と位置取りが下がるようなら、4コーナー持ったままの手応えで前を捕まえにいくシーンを見ることができそう。

 6日。朝一番に皐月賞(4月16日・中山芝2000m)の1週前追い切りを行ったペルシアンナイト(栗東・池江泰寿厩舎)。水口優也騎手(レースではM.デムーロ騎手が騎乗予定)が跨って、ジークカイザーを追走。道中も行きたがるようなところは見せず、しっかりと折り合って、最後の直線は内へ進路を選ぶ。

 ラスト1F標識手前で追い出されるとしっかり伸びて、2馬身ほど先着のゴール。時計は6F83.4〜5F68.0〜4F53.7〜3F39.5〜1F11.7秒。追い切り直後の様子を見ていると、まだまだ走りたりないといった感じのテンション。もともと気持ちを乗せて走るタイプだけに、中山競馬場への輸送などもある今回はどのような最終追い切りで仕上げてくるか注目したいところ。

 先週の馬場差は「-0.6秒」。全体的な時計の出方を見ると、先週に比べると少し時計を要している印象なので、今週の馬場差は5日、6日ともに『-0.3秒』の馬場差で記録している。

【DP/5F64.5秒・D芝/5F63.0秒】
 今週の芝馬場は加用正厩舎の併せ馬が一組。馬場状態に関しては、雨の影響も受けておらず、気温も上昇しつつある。芝も回復していると判断して、今週は『±0.0秒』の馬場差で記録した。

 ポリトラック馬場は今週も追い切り頭数は少ない。なかなか馬場状態の判断が難しいところだが、スピード乗りなどはいつもと変わっていない印象。よって、馬場差は5日、6日とも『-1.0秒』で馬場差を記録している。

※調教馬場横の数字は基準時計。この数字以下の時計であれば、標準より速い時計と判断してよい。

(取材・写真:井内利彰)

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