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【桜花賞】カラクレナイ 差し切る! 松下師 自信あり「重い馬場でも大丈夫」

デイリースポーツ
  • 2017年04月07日(金) 06時05分
桜花賞・G1」(9日、阪神)

 いざ、初のクラシックへ。開業3年目を迎える松下武士調教師(36)=栗東=が、カラクレナイを桜の仁川へ送り出す。週末の天気は下り坂だが、パワー兼備タイプだけに問題なし。初コンビに意欲満々の田辺とともに、打倒ソウルスターリングといきたいところだ。

 14年に調教師免許取得、翌15年に厩舎を開業した松下師。「緊張しています」。今年で3年目を迎えるが、初のクラシック挑戦を前にちょっと表情が硬い。その分、実直な人柄がストレートに伝わってくる。

 大一番に送り出すカラクレナイは目下3連勝中。前走のフィリーズレビューはスタートで後手に回る展開も、直線一気の末脚で差し切った。クラシックは松下師自身、夢にまで見た舞台。「この馬にとっては一生に一度の舞台になる。あとはレースまでしっかり調整していきたい」と力を込めた。週末の天気予報は下り坂。デビューから4戦全て良馬場で走っているが、「血統的には重でも大丈夫。パワーがありますからね」と自信満々に言い切った。

 レースでは初コンビとなる田辺も意欲がみなぎる。先月29日に栗東へ出張し、1週前追いに騎乗して感触を確かめた。「切れるというより長くいい脚を使う感じ。器用な感じではないので、ある程度ポジションを取ってというような競馬ではなく、メリハリのある競馬が良さそうです。いい馬でした」と好感触をアピール。フィリーズレビューのような豪快なレース運びを描いているようだ。打倒ソウルスターリングへ、師も鞍上もイメージは固まりつつある。

提供:デイリースポーツ

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