「
皐月賞・G1」(16日、中山)
シャープにはじけた。
アーリントンCの覇者
ペルシアンナイトは6日、水口(レースはM・デムーロ)を背に栗東CWで
ジークカイザー(4歳1000万下)と併せ馬。直線は僚馬の内を突き、鞍上の手綱をしごくアクションに応えて矢のように鋭い末脚を披露した。6F83秒2-39秒5-11秒6で1馬身先着だ。
鞍上は「動きはいい。初めてまたがりましたが、抜群でしたね」と明るい表情。池江師も「ラスト1F強めに、という指示だったけど、動きはいいですね。前走も良かったが、今回も同じくらいいい」と合格点を与えた。
初の2000メートル戦だが、指揮官が「血統的に言えば、中距離はこなせないことはない。折り合いもつくタイプだし、問題ないと思う」と話せば、水口も「操縦性は高い。乗りやすいし、引っ掛からないので距離は大丈夫だと思う」と歯切れがいい。重賞Vの勢いそのままに、さらに状態を上げて決戦に臨む。
提供:デイリースポーツ