共同通信杯を勝って、
皐月賞(4月16日・中山芝2000m)に出走を予定している
スワーヴリチャード(栗東・
庄野靖志厩舎)。netkeiba.comの予想オッズでも1番人気(12日11時現在)の支持を受けているが、今朝はレースに向けた最終追い切りをCWで行っている。
四位洋文騎手が跨って、
ウォーターレスターを追走。向正面での2頭の差は2秒以上あったが、1Fごとに距離を縮めていき、4コーナーでは射程に入れてコーナーを回ってくる。
最後の直線は内に進路を選んで、最後は馬体を並べての追い比べ。といっても、こちらの手応えは最後まで余裕十分。ゴールではクビか半馬身ほど先着してフィニッシュし、時計は6F81.4〜5F65.4〜4F51.3〜3F37.6〜1F12.0秒。
輸送があるからといって手控えるようなこともなく、しっかりとやってきた点は不安がない証拠。むしろ過去の最終追い切りと比較しても、6F時計は一番速いだけに、大一番に向けて、渾身の仕上げといってよいのかも知れない。
(取材・写真:井内利彰)