「
皐月賞・G1」(16日、中山)
思惑通りだ。
スワーヴリチャードは12日、栗東CWで
ウォーターレスター(4歳500万下)と併せ馬。2月の
共同通信杯Vからぶっつけで臨むが、活気あふれる動きで体調の良さをアピールした。
10馬身ほど先行する僚馬をじわじわと追い詰め、3〜4角で射程圏内に。直線は口向きの悪さを見せた上、逆手前で走っていたが、終始馬なりの手応えで6F81秒6-37秒4-12秒3を記録。首差先着に、庄野師は「折り合いと、併走してからの手応えや反応をジョッキーに確認してもらった。十分な調教ができたと思う」と内容に満足げ。騎乗した四位も「長距離輸送もあるし、できるだけ負担をかけたくなかった。動きは良かったと思う」と力強くうなずいた。
名手がほれ込む好素材。大型で器用さに欠けるだけに、最大のポイントは小回りコース克服か。「そこだけだね。でも、ダービーへ向けていい競馬をしてもらわないと困る」と主戦。
共同通信杯からの直行馬が近5年で4勝を挙げる。頂点を目指すためにも、ここでつまずくわけにはいかない。
提供:デイリースポーツ