「
マリーンカップ・Jpn3」(12日、船橋)
2番人気の
ホワイトフーガが、3番手追走から直線で力強く抜け出して交流重賞6勝目をマークした。2着は6番人気の
ララベル、3着は4番人気の
リンダリンダと先行した大井勢2頭が粘り込んだ。1番人気の
ワンミリオンスは6着に敗れた。
女王の座は譲れない。南関東での牝馬交流重賞で無敵を誇ってきた
ホワイトフーガが、58キロの斤量を背負っても貫禄の圧勝劇を演じた。
大外枠からのスタート。内の
ララベル、
リンダリンダの大井勢が先行すると、その2頭を見ながら3番手をキープ。直線に入って残り200メートルで満を持して抜け出した。「スタートでちょっとつまずいて少しハミがかかったが、いい感じで回ってこれた。58キロだったので最後はどうかなと思ったけど、さすがに力があるね」と蛯名も能力を再認識した様子。
見届けた高木師も「斤量の心配もありましたが、まだ今年も頑張れるところを見せてくれました」と笑顔。これで今後の大目標が
JBCレディスクラシック(11月3日・大井)の3連覇に定まった。「最高の状態で3年連続Vを目指します」と指揮官は力強く宣言した。
提供:デイリースポーツ