「
皐月賞・G1」(16日、中山)
ひと叩きで目覚めた。
サトノアレスは13日、美浦Wで
シャドウチェイサー(5歳1600万下)、
アヴニールマルシェ(5歳1000万下)を内から追走。直線3頭併せで、まず外シャドウが遅れ、中
アヴニールを威圧するかのような勢いで併入した。
タイムは5F68秒9-39秒0-12秒5。2週連続でまたがった戸崎圭は「ス
プリングSの時とは雰囲気、前向きさが全然違う」と好感触を伝える。「前走はスタートでつまずいてリズムを崩し、最後の伸びを欠いた。今回は2歳チャンピオンにふさわしいパフォーマンスをお見せしたい」と決意を表明した。
朝日杯FSのレースレベルを疑問視する声は多かったが、9着
アメリカズカップが
きさらぎ賞を勝ち、13着
ダンビュライトは
弥生賞3着と力を示した。「気持ちが乗ってきた」と藤沢和師は笑みをこぼす。
トライアル敗戦で挑戦者の立場となった2歳王者。逆襲に向けて態勢は整った。
提供:デイリースポーツ