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皐月賞・G1」(16日、中山)
上がり目はピカイチだ。前哨戦のス
プリングSを勝って本番に向かう
ウインブライト。12キロの馬体減は誤算だったが、レース直後に検査をしたところ、体内に少量の寄生虫が見つかったという。畠山師は「発見してからすぐに駆虫をかけて、今は問題ありません。乗り込みながら馬体も回復していますし、前走時から動き、中身ともに変わっています」と状態アップを強調した。
14日の朝は美浦坂路を軽く駆け上がってからDをキャンター。主戦の松岡は「毛ヅヤが良くなっているし、張りも戻っている。前回よりも走れる」と手応えをつかむ。8枠17番と外枠からの発進となったが、「枠はどこでもいい。ゲートの中でうるさくないから奇数枠でも大丈夫。シンプルに乗るだけだよ」。体調に不安がないからこそ、泰然自若の姿勢を貫ける。いざ、タイトル奪取へ-。上昇ムードに乗って決戦の舞台へ乗り込む。
提供:デイリースポーツ