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昨年の米2歳牡馬王者・クラシックエンパイアがアーカンソーダービー制覇

  • 2017年04月17日(月) 11時00分
 昨年9月17日にチャーチルダウンズで行われたG3・イロコイS(d8.5F)を皮切りにスタートした「ケンタッキーダービー・ポイント指定競走」は、15日(土曜日)の現地時刻18時30分にオークローンパークでスタートしたG1・アーカンソーダービー(d9F)をもって、全35戦(日本ラウンドの2戦は除く)の日程を終了。最終戦を制したのは、クラシックエンパイア(牡3、父パイオニアオヴザナイル)だった。

 2歳時に5戦し、G1・BCジュヴェナイル(d8.5F)、G1・ブリーダーズフューチュリティ(d8.5F)、G3・バッシュフォードマナーS(d6F)の3重賞を含む4勝をマーク。エクリプス賞2歳牡馬チャンピオンに選出されたのがクラシックエンパイアだ。ところが今季初戦となった、2月4日にガルフストリームパークで行なわれたG3・ホーリーブルS(d8.5F)では、パドックから馬場入場、ゲート入りまでイレコミっぱなしで、勝ち馬に8.3/4馬身離される3着に敗退。しかもレース後、右前脚の蹄に膿腫を発症したため、以降はじっくりと時間をかけて立て直しが図られていた。

 この日のクラシックエンパイアはイレコミもなく、レースも中団で折り合った後、直線で末脚を伸ばす“大人の競馬”で快勝。3度目のG1制覇を果たした。

 大混戦と言われる今年のケンタッキーダービー戦線だが、最後の前哨戦で復活した2歳チャンピオンが、軸となりそうな気配である。

(文:合田直弘)

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