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福島牝馬S・G3」(22日、福島)
重賞で連続好走中の
クインズミラーグロは19日、角馬場でじっくり体をほぐした後、美浦Pで単走追い。道中は鞍上の指示に従順そのもの。直線では鋭い反応を見せて5F67秒5-37秒7-11秒8をマークした。
動きを見届けた和田道師は「去年の夏からずっと体調が良くて、今回も変わりなく順調」と、状態面に太鼓判を押す。近走は
愛知杯3着、
中山牝馬S3着と、重賞タイトルに手が届くところまで来ている。「体や気性が成長したとかではなく、戦法を変えたのが一番だね。後ろからの競馬だと紛れがあるから」と、近況の充実ぶりに目を細めた。
ここ3戦全て1枠1番をゲットしているとあって「4回連続で回ってくる事を希望しているよ」とトレーナーはニヤリ。「未勝利を脱出したのが武(豊)さん。重賞も武さんで勝ってほしいね」と、名手の手腕に期待を寄せていた。
提供:デイリースポーツ