2着馬まで
日本ダービー(5月28日・GI・東京芝2400m)の優先出走権が与えられる
青葉賞(4月29日・GII・東京芝2400m)に美浦から出走する各馬について、関係者のコメント。
イブキ(牡3・美浦・
奥村武)について、
田辺裕信騎手。
「前走(
水仙賞・500万下・1着)は逃げる予定ではなかったのですが、他に行く馬もなかったのでハナに行きました。ポイントは折り合いだと考えていましたので、あの距離を淡々と走れたのは良かったですね。今週(4/26)は良い感じの追い切りでした。元々ゲートでは立ち上がるような仕草をしていましたが、まだ安定していません。馬は元気ですし、あとは相手との力関係がどうかだと思います」
マイネルスフェーン(牡3・美浦・
手塚貴久)について、手塚調教師。
「今週(4/26)は坂路で軽めの追い切りでした。もう少し速い時計でやる予定でしたが、動きも良かったですし、時計はさほど気になりません。先週まで乗り込み過ぎるくらい乗り込んでいましたので、久々でも仕上がりは問題ありません。順調です。成長力がありますし、調教でも動けるようになりました。体は少し増えているかもしれないですね」
サーレンブラント(牡3・美浦・
戸田博文)について、戸田調教師。
「器用ではないのでコーナーで膨れてしまって加速できませんが、直線に向くと伸びてくれるので東京の長い直線で終いを生かせればと思います。トビが大きい走りをしますので、調教でもピリッとした感じはないですが、良い状態です。器用さがなく乗り難しい面があって乗り替わりは気になりますが、素質はあるので、展開が向いてほしいですね」
(取材・写真:佐々木祥恵)