現地時間30日、香港のシャティン競馬場で行われたクイーンエリザベスII世C(3歳上・香G1・芝2000m・1着賞金1140万香港$)に、日本の
ネオリアリズム(牡6、美浦・
堀宣行厩舎)が出走。
8頭立てで行われ、J.モレイラ騎手騎乗の
ネオリアリズムは中団からの競馬。向上面で仕掛けて先頭に立つと、最後まで脚色が衰えることなく、後続の追撃を振り切って優勝した。昨年の
マイルCS3着、
香港マイル9着に続く3度目の挑戦で、うれしいGI初制覇。勝ちタイムは2分04秒59。
2着はS.デソウサ騎手騎乗のパキスタンスター(セ4、香・A.
クルーズ厩舎)、3着にはH.ボウマン騎手騎乗のワーザー(セ5、香・J.ムーア厩舎)が入った。
半兄の
リアルインパクトも豪州G1を勝っており、日本調教馬としては初となる兄弟国際GI制覇の偉業も達成した。
【日本馬のプロフィール】
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ネオリアリズム(牡6)
騎手:J.モレイラ
厩舎:美浦・
堀宣行父ネオユニヴァース母トキオリアリティー母父:Meadowlake馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム
通算成績:19戦8勝
主な戦績:2017年クイーンエリザベスII世C(香G1)1着