「NHKマイルC・G1」(7日、東京)
恩返し星を届ける。
レッドアンシェルで決戦に臨む福永は、3戦ぶりのコンビに燃えている。
近2走は自身の落馬負傷によって、直前で乗り代わり。それでも再びG1での鞍上に指名してくれた。「この2回はケガで迷惑をかけましたし、ここに懸ける思いは強い。今回、取り返せたら」と結果を出すべく、気持ちを奮い立たせている。
先月26日には、栗東CWで1週前リハに騎乗。弾むような脚さばきで6F82秒4-36秒4-12秒1。先輩僚馬に2馬身先着と、好感触はつかんでいる。初の長距離輸送など、乗り越えるべき課題も多いが、「まずは自分との戦い。そこをクリアできれば力は発揮できる。G1でもいい勝負ができる感触はある」と言い切る。陣営への感謝の気持ちを胸に、パートナーを信じ、懸命に勝利へと後押しする。
提供:デイリースポーツ