「
ヴィクトリアマイル・G1」(14日、東京)
すっかり女王の風格を取り戻した。昨年、まさかの未勝利に終わった
ミッキークイーンが4日、今季始動戦の阪神牝馬Sで復活V。15年
秋華賞以来のG1勝利を狙い、栗東CWでの1週前追い切りは、先行させた
ビートフォーセール(3歳未勝利)を直線半ばでかわし、2馬身半差先着した。
「最後1ハロンを気持ち良く伸ばすという感じでしたが、動きはいいですね。脚元が固まったから、しっかりと乗り込めていますよ」と池江師は納得の笑み。6F83秒2-38秒5-11秒8と、しまいの脚が鋭く、持ち味である瞬発力を大いに発揮した。
担当する斎藤助手は「カイバもしっかり食べているし、いい雰囲気。何とか、もう一つG1を獲らせたい」と3つ目の
ビッグタイトルを視野に入れる。
提供:デイリースポーツ