5日、
船橋競馬場で行われた第29回
かしわ記念(GI・4歳上・ダ1600m・1着賞金6000万円)は、アオリ気味のスタートで中団からの競馬となった
武豊騎手騎乗の2番人気
コパノリッキー(牡7、栗東・
村山明厩舎)が、3〜4コーナーで外から進出して各馬を差し切り、2着の5番人気
インカンテーション(牡7、栗東・
羽月友彦厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分39秒9(良)。
さらにクビ差の3着に3番人気
モーニン(牡5、栗東・石坂正厩舎)が入った。なお、1番人気
ベストウォーリア(牡7、栗東・石坂正厩舎)は
モーニンから1.1/2馬身差の4着に終わった。
勝った
コパノリッキーは、
父ゴールドアリュール、
母コパノニキータ、
その父ティンバーカントリーという血統。
JBCクラシック5着、
チャンピオンズC13着、
東京大賞典5着、
フェブラリーS14着と近走不振だったが、ここで見事復活を果たした。本レースは連覇で3勝目、GIはこれで9勝目。
【勝ち馬プロフィール】
◆
コパノリッキー(牡7)
騎手:
武豊厩舎:栗東・
村山明父:ゴールドアリュール母:コパノニキータ母父:ティンバーカントリー馬主:小林祥晃
生産者:ヤナガワ牧場
通算成績:29戦14勝(重賞11勝)
主な勝ち鞍:2014年
フェブラリーS(GI)
【
武豊騎手のコメント】
(差す競馬について)スタートが悪ければそういう競馬になると思っていました。3年前のこのレースもそういう形で勝っているので、色々考えていました。(道中は)ある程度前が引っ張ってくれたので、悪くない流れだと思っていました。道中での走りも凄く良かったので、いい形で最後の直線に向けました。久々にこの馬らしい走りができたと思います。