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フロンテアクイーンなど、ヴィクトリアM厩舎情報/美浦トレセンニュース

  • 2017年05月11日(木) 15時45分
 ヴィクトリアマイル(5月14日・GI・東京芝1600m)に美浦から出走するフロンテアクイーンオートクレールリーサルウェポンが、5月10日(水)、それぞれ最終追い切りを行った。追い切り後の関係者のコメント。

フロンテアクイーン(牝4・美浦・国枝栄)について、国枝調教師。
「前走(福島牝馬S・GIII・2着)は、これまでにないくらいにパドックで落ち着きがありました。ジョッキーもうまくなだめて乗ってくれましたし、最高の競馬をしたのですが、勝った馬が1枚上でした。レースを使ってきていますし、この中間はそれほど攻める必要もなかったので、体調優先で調整をしてきました。

 今週は前の馬を行かせて、この馬は終い気分よく走らせるように指示しました。指示通りの追い切りでしたし、順調に来ています。体にも張りが出てきましたし、落ち着きも出てきました。前走と変わらないくらいの馬体重で出走できると思います。東京は走りやすいコースで、力勝負の競馬になるでしょう。流れに乗ってうまく立ち回り、終いの脚を生かすレースができればと思います」

オートクレール(牝6・美浦・中野栄治)について、黛弘人騎手
「先週は結構やっていますので、今週はあまりやりすぎないようにサラッとやりました。順調に来ているという感触ですね。若い頃はカッカするところがありました。今も気が強いところはありますが、以前に比べるとレースを使っても馬体が崩れなくなりましたし、反動もなくなってきたのは良かったと思います。前々で競馬ができれば良いですね」

リーサルウェポン(牝6・美浦・武市康男)について、武市調教師。
「2走前の中山牝馬S(GIII・15着)は、転厩初戦でまだ癖を掴み切れていませんでした。前走(福島牝馬S・5着)はこちらが要求したことをしっかりこなしてくれて、良くなる雰囲気や感触がありました。カン性はきついですけど、素直ですし、その部分を伸ばすように調整をしてきました。スタートが課題でしたが、転厩初戦、2戦目と普通にゲートを出られました。特に前走は、良い位置を取って次に繋がる競馬をさせようと思っていましたし、あの流れの中で踏ん張ってくれたと思います。

 先週の金曜日に結構時計を出せたのも良かったですし、中間も乗り込めていて状態は良いですね。今週の追い切りは内田(博)さんに感触を確かめてもらうセーブ気味の追い切りでしたが、動きもすごく良かったです。

 今は体が増えてきていますし、ある程度お釣りを残した馬体で臨みたいですね。それでもカン性がきつい馬なので、輸送と当日の気配で競馬だと気づいて、体を減らすかもしれません。マイルの時計がない分どうかなと思いますが、状態は納得いくものですし、チャレンジャーの立場なので、リラックスして臨めると思います」

(取材・写真:佐々木祥恵)

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