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平安S・G3」(20日、京都)
4連勝の勢いをぶつける。重賞初挑戦の
グレイトパールは17日、川田を背に栗東CWへ。直線で先行していた僚馬2頭の内に入れると、じわじわと脚を伸ばして6F83秒3-37秒6-12秒1。
レインボーソング(5歳1000万下)には首差遅れたが、攻め駆けしないこの馬にしては上々の動きを見せた。
「もともとケイコよりも競馬に行っていいタイプ。いつも通りの動きでしたね。時計は結構出ているし、川田騎手も“雰囲気がいい”と言ってくれました」と中内田師は納得の表情でうなずく。
脚元の不安から出世は遅れたものの、ダート路線に移り、負けなしの4戦4勝で重賞に駒を進めてきた。「これまで体調に合わせてゆっくりと調整してきましたが、今は本当に充実しています。実績馬が出てくるけど、結果を残したい」と指揮官は力を込める。底を見せぬ快進撃で一気にタイトルをつかむか。
提供:デイリースポーツ