平安S(5月20日・GIII・京都ダ1900m)に出走する
グレンツェントと
ロワジャルダンについて、管理する各調教師のコメント。
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グレンツェント(牡4・美浦・
加藤征弘)について、加藤調教師。
「前走の
アンタレスS(GIII・9着)は阪神に輸送して、内面のイラつきが馬体減につながったと思います。飼い葉食いは落ちなかったのですが、元々輸送が良いタイプではないですし、阪神競馬場の滞在厩舎の環境も影響したようです。
先週しっかりとやっていますので、今週はさほど強くはやらなかったのですが、この馬にしては反応は良かったですね。騎乗した
ルメール騎手も、反応が早いタイプではないが、反応してからはしっかりと動いていたと話をしていました。前走で減った分は回復していますし、京都への輸送なら何とか我慢がきくでしょう。これまで通りの体で出られると思います」
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ロワジャルダン(牡6・美浦・
戸田博文)について、戸田調教師。
「前々走(
東海S・GII・14着)は蹄鉄がズレてしまったので参考外の一戦でしたが、前走の
アンタレスS(GIII・3着)は内容が良かったです。今回も引き続き浜中騎手に乗ってもらえるのは良いですね。先週しっかりやりましたが、今週の動きも良かったです。だいぶ復調してきて、良い状態で出走できそうですね。京都とは相性が良いですし、好レースができるのではないかと思います」
(取材・写真:佐々木祥恵)