今年で131回目を迎える伝統のハンデ重賞。ダービーデーを締めくくるのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■5/28(日)
目黒記念(4歳上・GII・東京芝2500m)
ヴォルシェーブ(牡6、栗東・
友道康夫厩舎)は今年初戦の
メトロポリタンSを勝利。直線で完全に前が塞がって手綱を引く場面がありながら、立て直して一気に突き抜けるという強さを見せた。昨秋の
アルゼンチン共和国杯では
シュヴァルグランと0.1秒差の3着に入っており、同条件のここでも好勝負が期待できる。大魔神・佐々木オーナーに新たな重賞タイトルを届けることができるか。
モンドインテロ(牡5、美浦・
手塚貴久厩舎)はGI・
大阪杯で8着だったが、適距離とは言えない2000mでトップクラスの相手に0.9秒差なら悪くない結果と言っていいだろう。GIIでは大崩れなく走っており、このメンバーなら重賞初制覇のチャンスも十分にありそうだ。
その他、昨年の覇者で1年ぶりのレースとなる
クリプトグラム(牡5、栗東・
藤原英昭厩舎)、素質では見劣らない
カフジプリンス(牡4、栗東・
矢作芳人厩舎)、この条件得意な
アルター(セ5、美浦・
古賀慎明厩舎)、一昨年1着、昨年3着の
ヒットザターゲット(牡9、栗東・加藤敬二厩舎)、新馬戦以来の芝レースとなる
ラニ(牡4、栗東・
松永幹夫厩舎)なども上位争いの圏内。発走は17時00分。