「ダービー・G1」(28日、東京)
果敢に風を切るか。3枠5番の好枠を引き当てた
クリンチャー。「他の出方次第だけど、できれば逃げたい。ハナに行った方がハミが抜けていい感じで運べるので。それだけに内枠が欲しい」。こう話していたのは枠順抽選前の藤岡佑。この枠なら、思い描く通りに進められそうだ。宮本師も「いいと思う。2400メートルをゆったりと走らせたいと思うと、そうなる」と主戦のプランに賛成の様子。
08年覇者
ディープスカイとの父子制覇が懸かる一戦。26日朝は栗東坂路を15-15で駆け上がり「状態はいい」と師をうなずかせた。未勝利勝ちが逃げ切りなら、
すみれSが早めの仕掛けでV。そして、
皐月賞は直線で一度先頭に立つ積極的な競馬で4着と踏ん張っている。「4つのカーブをいかにスムーズに入るか」と指揮官は一発に虎視たんたんだ。
提供:デイリースポーツ