27日、明日東京競馬場で行われる
日本ダービーに出走予定の関西馬が全馬、無事に東京競馬場内の出張厩舎に到着した(26日に移動した
ジョーストリクトリを除く)。栗東トレーニングセンターを出発したのは午前10時頃で通常なら午後3時から4時くらいに到着するのだが、途中事故渋滞に巻き込まれたため、到着が遅延。通常より1時間ほど長い時間を要した。各馬の到着時刻は下記のとおり。
アドミラブル 16:20
アメリカズカップ 16:20
アルアイン 16:28
カデナ 16:15
キョウヘイ 16:30
クリンチャー 16:30
サトノアーサー 16:28
スワーヴリチャード 16:40
ダンビュライト 16:20
トラスト 16:17
ベストアプローチ 16:40
ペルシアンナイト 16:28
マイスタイル 16:31
皐月賞馬の
アルアインは到着後15分ほど曳き運動した後、「少しクギが出ていた」(音瀬助手)ため、蹄鉄の手入れをしたあと馬房に収まった。
「自厩舎の3頭と一緒の馬運車で輸送しました。3頭とも落ち着いており順調です。使いつつ、一戦ごとに上昇しています。根性もスタミナもあります。楽しみにしています」と担当の音瀬助手。
サトノアーサーは競馬直前の輸送は初めてだったが「道中も落ち着いていた」(田重田助手)ということで無事クリアした様子。
「ダービーに向けて我慢することを教えてきました。まだまだ成長の余地はありますが、現状では万全の仕上がり。ワクワクしています」と担当の田重田助手は期待に胸を膨らませていた。
(取材・写真:花岡貴子)