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鳴尾記念・G3」(3日、阪神)
7歳馬でも元気いっぱいだ。
スマートレイアーは5月31日、
クィーンズベスト(4歳500万下)と栗東坂路で併せ馬。前半は僚馬の後ろにつけて残り100メートルで外へ。馬なりのまま4F53秒7-38秒6-12秒2をマークして、半馬身先着を決めた。
またがったM・デムーロは「いい動き」と満足げ。昨年の阪神牝馬S制覇以来となる久々のコンビに「力を見せているし、どんな距離でも走れる。楽しみ」と期待した。
大久保師も納得の様子だ。「中2週だし、鍛えるのではなくコンディションをキープする感じで」と追い切りの意図を説明。4年連続の出走となった前走の
ヴィクトリアマイルが4着。「センスは見せているけど運がない。馬場が乾いていれば…というレースだった」と稍重馬場を敗因に挙げる。
反撃の舞台に据えた牡馬相手のG3に、「54キロだし、おいしい。展開や馬場がかみ合えばいい結果が出る。それだけの状態にある」と胸を張る。6勝を挙げる阪神が舞台。1992年
タケノベルベット以来、25年ぶりの
鳴尾記念牝馬Vを狙う。
提供:デイリースポーツ