スマートフォン版へ

【鳴尾記念】ステイインシアトル夏の主役へ名乗り!鮮やか逃げ切り重賞初V 

デイリースポーツ
  • 2017年06月04日(日) 06時06分
 「鳴尾記念・G3」(3日、阪神)

 鮮やかな逃げで、強豪を抑え切った。ハナを奪った武豊騎乗の3番人気ステイインシアトルが重賞初制覇。池江師はレース3連覇となった。遅咲きの6歳馬が夏の重賞戦線でも存在感を示す。1番人気のスマートレイアーが2着。7番人気の伏兵マイネルフロストが3着に奮闘した。

 名手の絶妙なリードに導かれ、ステイインシアトルが待望の重賞初制覇を決めた。8枠9番の外枠から先頭に立つと、1000メートル通過61秒6のマイペースの逃げ。ゴール前は、スマートレイアーの強襲を首差振り切った。

「うまくいきました。馬もレースを覚えてきて、乗りやすかったです」と武豊はしてやったりの表情で振り返る。脚部不安による1年7カ月間の休養もあり、6歳馬ながらまだこの日がキャリア10戦目。「ようやく馬が良くなってきた。まだまだ良くなる余地を残している」とさらなる伸びしろに期待を寄せた。

「ジョッキーの進言もあってこのレースを使うことに。馬の状態も良かったですし“神騎乗”でしたね。しびれました」。ユタカの手綱さばきに賛辞を送ったのは池江師だ。「スマートレイアーが来た時はヒヤッとしたけど、開幕週というのも良かったですね」と振り返り、15年ラブリーデイ、昨年のサトノノブレスに続く、レース3連覇には「たまたまですよ」と照れ笑いを浮かべた。

 次走は函館記念(7月16日・函館)か小倉記念(8月6日・小倉)を予定。宝塚記念に挑んだ前2年覇者とは違い、サマー2000シリーズへの参戦をにらむ。遅咲きの実力馬が、初夏の仁川から夏の重賞戦線を盛り上げていく。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す