「新馬戦」(18日、阪神)
18日の阪神5R(芝1600メートル)でデビューする
タガノバルバドス(牡、父
ベーカバド、栗東・今野)に注目だ。和田が付きっきりで調教に騎乗し、これまで計6本の追い切りを消化。14日の栗東CWでは、単走で6F84秒9-38秒4-12秒3をマーク。馬場の九分目、馬なりの手応えを思えば数字はかなり優秀だ。
父は10年パリ大賞典(芝2400メートル)を制覇。母の父が96年
菊花賞馬
ダンスインザダークでステイヤー色の濃い配合だが、師は「普段はおとなしいが、走りだすと前向き。がむしゃらに走る」と勝ち気な性格を強調。「追い切りもいい動き。水準以上はあります」とスピードも高く評価する。
推定体重460キロ。やや頭の高いフォームが特徴的だが、調教を重ねつつ「ようやく首を使えるようになった」と和田はうなずく。「力んで走るが、いいモノを持っている。千六に合わせて馬をつくってきたからね」。調教の成果を発揮し、初戦を突破する。
提供:デイリースポーツ