「新馬戦」(18日、東京)
目指すは兄に続くデビュー戦Vだ。18日の東京5R(芝1600メートル)に田辺とのコンビで出走する
テンクウ(牡、
父ヨハネスブルグ、美浦・
奥村武)。1つ上の
イブキも6月の東京新馬戦を制しており、陣営は二世代連続の好発進へ鼻息が荒い。
5月末から毎週のように併せ馬を消化し、鋭い動きを披露してきた。「素材は一級品。ケイコでは弾むようなフットワークを見せています。気性が前向きなスピードタイプですね」と
奥村武師。
ルーラーシップ産駒の
イブキとタイプこそ違えど、秘めたポテンシャルは同様に高い。
厩舎は15年は3勝、昨年デビューの世代はさらに
ステップアップして5勝と新馬戦で好成績を収めている。「いきなり勝ち負けに持ち込んでもいい」とノウハウを知るだけに締めの言葉も強気だ。厩舎期待の素質馬が初戦から能力全開といく。
提供:デイリースポーツ