「新馬戦」(17日、函館)
馬名はユニークだが素質は本物だ。新種牡馬
ロードカナロア産駒の
イイゾ(牝、栗東・鈴木孝)が、17日の函館5R(芝1000メートル)で城戸を背に初陣を迎える。
420キロ台と馬体はコンパクト。それでも、井手助手は「ケイコをやるごとにグッと良くなっています。操縦性も高くて乗りやすい。現状で合格点を与えられます」と手応えをつかむ。14日の函館Wで5F72秒1-13秒6を馬なりでマークし、翌15日にはゲートから出して発馬を確認した。「スタートも速い。5F戦でスピードを生かしたいですね」と期待を寄せた。
母ルリニガナは10年函館の開幕週に初勝利を飾り、次戦の函館2歳Sでも3着に好走した。娘も母と全く同じ条件で始動。親子2代にわたりスタートダッシュを決める構えだ。
提供:デイリースポーツ