注目はもちろん現役最強馬
キタサンブラック。
大阪杯のG1昇格で今年から創設された「春古馬3冠」をいきなり達成することができるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■6/25(日)
宝塚記念(3歳上・GI・阪神芝2200m)
キタサンブラック(牡5、栗東・
清水久詞厩舎)は
大阪杯、
天皇賞(春)と今春のGIを連勝。特に
サトノダイヤモンドとの頂上決戦と言われた
天皇賞(春)では、あの
ディープインパクトのレコードをコンマ9秒更新しての完勝で、現役最強馬の座を掴み取った。秋の予定は
凱旋門賞挑戦も含めてまだ確定していないが、まずはここで春古馬3冠制覇に挑む。昨年の本レースでは3着に敗れたが、更に大きく成長し、ダントツのファン投票1位に選出された今年は負けられない。
シュヴァルグラン(牡5、栗東・
友道康夫厩舎)は
天皇賞(春)で2着。
キタサンブラックの後塵は拝したものの、前哨戦の
阪神大賞典で完敗していた
サトノダイヤモンドには先着し、2強の一角を崩してみせた。昨年の本レースは直線で行き場をなくして9着だっただけに、ここでその悔しさを晴らしたいところだ。
その他、悲願の国内GI制覇を目指す
サトノクラウン(牡5、美浦・
堀宣行厩舎)、距離短縮で巻き返したい素質馬
シャケトラ(牡4、栗東・角居勝彦厩舎)、前走は出遅れが痛かった
ゴールドアクター(牡6、美浦・
中川公成厩舎)、牡馬相手でも見劣らない
ミッキークイーン(牝5、栗東・
池江泰寿厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。