25日に阪神競馬場で行われる第58回宝塚記念(GI)に登録しているシャケトラ(牡4、栗東・角居勝彦厩舎)について、追い切り後の角居勝彦調教師のコメントは以下の通り。

(前走の天皇賞9着を振り返って)
「いきなり素晴らしいメンバーと戦うことになって、調教師も調教助手も厩務員も気負いすぎたのか、馬も頑張りすぎていました。58キロが影響したかどうかは分かりませんが、さすがにレース後は疲れていたみたいです」

(前走後の調整について)
「一旦、短期の放牧を入れました。帰ってきてからは順調に調教を重ねています」

(調教過程を振り返って)
「先週もしっかりやっていますし、水曜、日曜と長いところも含めてやっています。本当に順調ですし、良い動きだったと思います。先週の段階である程度仕上がったかなと思いますので、今週は助手で調整だけになりました」

(今回のレースに向けて)
「勝ちきれているコースなので、合っていると思います。2200mはちょうど良い距離ではないかと思います。能力だけで勝っている感じがあって、勝つ度に少し偉ぶっていましたので、本当に骨っぽいGIクラスの馬と戦って、すごく行儀は良くなったのでびっくりしています。真面目に一生懸命走らないといけないということが分かったと思います。メンタル的に大人っぽくなりましたし、体も引き締まってきています。少し(これまでとは)違うシャケトラかなと思っています。

(道悪については)ここまで降ったらどうかと思いますが、やってみないと分からないと思います。(キタサンブラックは)無茶苦茶強いです。徐々に良くなっていますし、どんどん素晴らしいメンバーと戦って力をつけていけば、また素晴らしいシャケトラになってくれるかなと思っています。応援よろしくお願いします」

(取材：米田元気)

ラジオNIKKEI