スマートフォン版へ

【宝塚記念】サトノクラウン雪辱へGO格点 動き軽快!堀師「自分との戦い」

デイリースポーツ
  • 2017年06月22日(木) 06時11分
 「宝塚記念・G1」(25日、阪神)

 雪辱の舞台へ、サトノクラウンは精神面に重点を置いて慎重に仕上げられた。

 時折、小雨の交じる美浦トレセンで21日、注目の最終リハはWで単走。馬の行く気に任せるように適度に気合を乗せながら、4コーナーから直線へ。鞍上の派手なアクションもなく、軽快なフットワークのままゴール板を駆け抜けた。5F70秒1-40秒7-12秒8。堀師は「暑い時季はあまりやりたくないし、しっかりと気持ちを乗せたかったので、内容的には良かったですね」と合格点を与えた。

 昨年は6着に敗れた。「暑さに弱い馬で、それに昨年は香港(クイーンエリザベス2世C=12着)帰りだった。今年はここまで過ごしやすいし、昨年よりはいい状態で出られます」と仕上がりの良さには太鼓判を押したが、「追い切り後も、いろいろとメンタルな面が大事になってくる馬。そのあたりが鍵になる」と言葉を続けた。

 昨年暮れの香港ヴァーズで待望のG1を奪取し、続く京都記念もV。連勝の勢いで臨んだ前走の大阪杯は6着。「結果的に追い切りがピークになってしまった感じ。パドックや返し馬では覇気がなかった。輸送も渋滞が誤算だった」と振り返る。

 近2走で手綱を取るM・デムーロは「内回りがどうかな。前走で(内回りを)初めて乗ったけど、少し忙しく感じた。ただ馬場が悪くなるのは問題ない」と、課題を挙げつつも下り坂の天気を歓迎する。「とにかく自分との闘いになる。そこが重要。全てがかみ合えば(キタサンブラックも)負かすこともできると思う」と指揮官。追い切り後のケアと輸送、そして当日の気配。ゲートインまで懸命な調整が続く。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す