26日、阪神競馬場で行われた12R・4歳上1000万下(ダート1800m)は、
フィールドルージュ(牡4、栗東・
西園正都厩舎)が圧倒的1番人気(単勝150円)に応えて優勝。同馬に騎乗していた
松永幹夫騎手(38、栗東・山本正司厩舎)は、史上12人目、現役では5人目となる
JRA通算1400勝を達成した。現役最後の騎乗、通算12416戦目での達成となった。
同騎手は、86年3月にデビュー。88年函館3歳S(GIII)を
サザンビーナスで制し重賞初制覇。91年
オークスを
イソノルーブルで制し、GI初制覇を達成している。その後も
ファビラスラフインで96年
秋華賞、
キョウエイマーチで97年
桜花賞、
チアズグレイスで00年
桜花賞、
ファレノプシスで00年
エリザベス女王杯、
ヘヴンリーロマンスで05年
天皇賞・秋を制するなど、すべて牝馬でGI・6勝を挙げている。
JRA重賞は、本日11Rに行われた
阪急杯(GIII)を制し、通算54勝となった。06年度の
JRA調教師試験に合格しており、今後は調教師として第2の人生を歩むことになる。