「新馬戦」(7月1日、函館)
新種牡馬ハードスパン産駒の
キタノユウキ(牡、美浦・相沢)が、7月1日、函館5R(芝1000メートル)で初陣Vを狙う。父は07年キングズビショップS・米G1を勝利。産駒では、持ち込み馬
サマリーズが12年全日本2歳優駿を制している。
荒木助手は「500キロあってまだ緩いけど、ゲートも速く、おとなしくて乗りやすい。大人びています」と好感触だ。函館入厩後も順調で、「環境が変わってもイレ込まない。カイ食いが良く、加減せずに乗れます。先週も一杯にやれましたし」と歯切れがいい。
オーナーは、函館の(株)湯の川
プリンスホテルの河内孝夫会長。06年
エプソムC、
新潟記念を勝った
トップガンジョーなどを所有したことで知られる。「ご当地の馬主さんですしね」と自然と腕が鳴る。荒木助手は釧路市出身で、昨年は担当馬
マイネルミラノで
函館記念Vと大活躍。付け加えるなら、相沢師も北海道生まれだ。“チーム北海道”でデビュー戦をきっちりモノにしてみせるか。
提供:デイリースポーツ