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【ラジオN賞】バルベーラ道悪も軽々!軽快リハ 軽ハンデ生かして初タイトルだ!

デイリースポーツ
  • 2017年06月30日(金) 06時01分
 「ラジオNIKKEI賞・G3」(7月2日、福島)

 未勝利、500万下を連勝し、ラジオNIKKEI賞で重賞初制覇を狙うバルベーラが29日、栗東CWで軽快な動きを見せた。渡辺厩舎は、中京のCBC賞にもメイソンジュニアを送り出し、東西重賞2頭出しで初の重賞Vを狙う。

 連勝中の勢いと、51キロの軽ハンデを生かして、一気に重賞初制覇へ。前走時424キロと小柄な牝馬バルベーラが、栗東CWで生き生きとしたアクションを披露した。長距離輸送を控えているため、全体こそ5F70秒6だったが、39秒5-11秒8と好タイムをたたき出した。

 「いい状態だね」と騎乗した元ジョッキーの野元助手は動きの良さを評価する。渡辺師も「良かったと思いますね。前走後に2週間の短期放牧を挟みましたが、勝った前走と比べても、状態は変わらずいいと思います」と自信をうかがわせた。

 勝ち上がりまでに8戦を要したが、ポンポンと連勝。特に前走は不得手と思われた道悪でも結果を出し、充実ぶりをアピールした。「軽い馬場の方がいいと思っていたのに、不良馬場で勝てたのは収穫でしたね」とトレーナーは目を細める。梅雨の時期だけに、雨馬場をこなせるのは、かなり心強い材料になる。

 渡辺厩舎はCBC賞にもメイソンジュニアが出走。こちらは前日に追い切りを済ませており、「状態はいいですね。中京は合いますし、楽しみです」と色気十分。まだ、タイトルを獲っていないだけに、「やっぱり重賞を勝つと勢いがつきますからね」。東西両獲りという野望を抱き、渡辺師が重賞初制覇に挑む。

提供:デイリースポーツ

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