メイクデビューで注目されるのは、出走馬自身であることはもちろんだが、その父が新種牡馬であれば、話題になることもしばしば。先週は現役時代に安田隆行厩舎で管理された新種牡馬ロードカナロアの産駒、トロワゼトワルが新馬勝ち。同じ厩舎というだけでなく、担当者もロードカナロアと同じ岩本龍治調教助手だから、競馬の「縁」とは面白いもの。
ちなみに現在、安田隆行厩舎に在厩しているロードカナロア産駒、ミッキーワイルド(母ワイルドラズベリー)も注目の1頭。すでにゲート試験に合格し、新潟デビューを視野に入れて、現在は放牧に出されているヤエノグラフ(母シーカーマ)など、今後の安田隆行厩舎のロードカナロア産駒にも注目してほしい。
【7月8日(土) 中京芝1600m】
◆ミッキーマインド(牡、父ディープインパクト、母マイグッドネス、栗東・音無秀孝厩舎)
先週、7月1日の中京芝1600mでデビューをお伝えしていたが、当初騎乗が予定されていた松若風馬騎手の騎乗停止などもあり、福永祐一騎手が騎乗できるこの番組へスライドしている。
先週の時点でデビューしても十分に乗り込まれている状態だったが...