「プロキオンS・G3」(9日、中京)
カフジテイクは1月の根岸Sを強烈な末脚で差し切り、1番人気に支持された
フェブラリーSでも猛然と追い込んで3着。さらにドバイでのゴドルフィンマイルでも前が残る展開の中、末脚を伸ばして5着と健闘した。実績を着々と積み、秋へとつなげるべく、中京に登場する。
「ドバイ遠征後はここを目標に調整してきました。2週前はCW、先週は坂路でジョッキーに騎乗してもらいました。今週の追い切りで仕上がると思います」と、湯窪師は順調な臨戦過程に目を細める。
福永が騎乗した6月28日の栗東坂路での1週前追いは、雨の影響で決して良好な馬場コンディションとはいえなかったが、4F53秒5の時計をたたき出した。「息遣いは2週前よりも良かったよ。ドバイ遠征の疲れは感じない」と、福永はまずまずの仕上がりに納得の表情だ。
中京ダートはこれまで〈0・1・1・2〉と勝ち鞍はないが、同じ左回りの東京ダート1400メートルではG3勝ちを含む3勝。「左回りのこの距離は最も力の出せる条件です」と湯窪師が力を込めれば、福永も「条件はぴったり」と語る。
「秋は
チャンピオンズカップ(12月3日・中京)を狙いたいと思っています」と師。まずはG3で
カフジテイクがさらに自信を深める。
提供:デイリースポーツ