6日に中国内モンゴル自治区、ウランホトにある競馬場で行われる「国際騎手招待競走」に、
陶文峰騎手(岩手・
菅原右吉厩舎所属)が騎乗することがわかった。
今回行われる国際騎手招待競走は、内モンゴル自治区設立70周年を記念して実施。招待されたのは
陶文峰騎手のほかに、藤井勘一郎騎手(フリー)、
千田洋騎手(大井・フリー)がいる。
陶文峰騎手は、中国黒竜江省出身で12歳の時に祖母の故郷である日本へ移住。その後、水沢農業乗馬部から
地方競馬教養センターへ入学。中国国籍で騎手免許を取得し、2000年に岩手競馬でデビュー。2017年7月3日時点で通算556勝をマークしている。
(
陶文峰騎手のコメント)
「中国競馬に精通している方からお誘いがあり、中国で騎乗できる運びとなりました。内モンゴル自治区は距離はありますが、黒竜江省と隣の地区。生まれ故郷の中国で騎乗するのが夢でしたから、実現できて非常にうれしいです。岩手競馬をアピールする意味でも、いいレースをしてきたいと思っていますので応援よろしくお願いします」
(岩手県競馬組合のリリースより)