4日、阪神競馬場で行われた
チューリップ賞(GIII・芝1600m)は、
武豊騎手騎乗の2番人気
アドマイヤキッス(牝3、栗東・松田博資厩舎)が、中団後方から進出し直線で先頭に立つと、6番人気
シェルズレイをクビ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分36秒5(良)。さらに1.3/4馬身差の3着には11番人気
ウインシンシアが入った。1番人気の
テイエムプリキュアは4着。なお、上位3頭には
桜花賞(GI)の優先出走権が与えられる。
勝った
アドマイヤキッスは、
父サンデーサイレンス、母は95年札幌3歳S(GIII・芝1200m)2着の
キッスパシオン(
その父ジェイドロバリー)という血統。03年セレクトセールにて6200万円で落札されていた。昨年9月の2歳未勝利(札幌・芝1800m)で初勝利を挙げて以来、6ヶ月ぶりの出走だった。通算成績4戦2勝(重賞1勝)。
鞍上の
武豊騎手、管理する松田博資調教師共に、同レースが重賞となってからは初勝利。
武豊騎手は今年の
JRA重賞4勝目で通算221勝。松田調教師は今年の
JRA重賞3勝目で通算30勝目となった。