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【函館記念】サクラアンプルール軽快リハ 半馬身遅れもOK!

デイリースポーツ
  • 2017年07月13日(木) 06時03分
 「函館記念・G3」(16日、函館)

 前走大敗の後遺症はない。サクラアンプルールが12日、函館Wで軽快な動きを披露。併走馬に遅れはしたが、無理をしなかっただけのもの。大阪杯13着以来の実戦となるが、仕上がりは上々だ。環境の変化に弱いタイプだけに滞在競馬の効果も大きく、いい形でレースへ向かえそうだ。昨年の覇者マイネルミラノはWで意欲的な攻め内容を消化。状態の良さをアピールした。

 大阪杯13着からの巻き返しを狙うサクラアンプルールは、函館Wの併せ馬で5F68秒6-39秒6-12秒5をマーク。コスモメイプル(3歳未勝利)を5Fで0秒9追走し、直線半ばでいったんは前に出たものの、最後は半馬身遅れでフィニッシュする形となった。

 未勝利馬に遅れたが、騎乗した池上助手は悲観していない。「頭が出た時に馬が気を抜いてしまった。しかもゴール後、すぐに1角があるので無理はしなかった」と説明する。函館Wはコーナーがきつくタイトなコース。アクシデントを避けるため、無理には追わなかった。「それでも相手を追走し、楽に動いていたからね」と動きを評価。仕上がりの良さに手応えをつかむ。

 中山記念ネオリアリズムの0秒1差に好走。色気を持って臨んだ大阪杯で大敗を喫した。G1で相手が強化したこともあるが、初の関西遠征で平常心を失ったことが主たる敗因だ。「環境の変化に弱いタイプ。前走はそのようなとこが出てしまった」と同助手は振り返る。

 今回は輸送がなく、普段、調教している競馬場での実戦。「効果はあると思いますよ」と滞在のメリットを強調する。メンタルによって結果が大きく分かれるタイプだけに、函館での滞在競馬が吉と出る可能性は高い。

 「中山記念がそうだったように、はまればすごい脚を使える。今回のメンバーならいい勝負をしてくれるはずだし、そうなれば今後も明るくなる」と力を込める。まずは重賞初制覇を達成し、さらなる大舞台へ歩みを進める。

提供:デイリースポーツ

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