7月8日、中京競馬場11Rで行われた豊明S(3歳以上1600万・芝1400m・
コウエイタケル2着)で、開催6日間の騎乗停止処分を受けた
小牧太騎手が、豪雨被害に見舞われた福岡県朝倉市にてボランティア活動に参加した。
「ボランティアは初めて。僕に何ができるかわからないけど…」と、期間は決めず、バッグひとつで10日月曜日に現地入り。結果的に、14日までの5日間、家屋に流れ込んだ土砂などを取り除く作業に取り組んだという。
「被害状況はテレビで見ていたけど、想像以上でした。90歳のおばあちゃんが一人で暮らすお宅のお手伝いをしましたが、庭、床下、床上と、大量の土が流れ込んでいて…。『ここを離れたくない』というおばあちゃんの気持ちが痛いほど伝わってきて、作業にも力が入りました。少しでもお役に立てたのならいいのですが、被害は甚大で、まだまだたくさんの人の助けが必要な状況です。僕がここで発信することで、少しでも寄付や支援の輪が広がってくれれば」
(取材:不破由妃子)