5日、阪神競馬場で行われた7R・3歳500万下(ダート1200m)は、藤田伸二騎手騎乗の5番人気
モエレフィールド(牡3、美浦・中野栄治厩舎)が先手を奪うと、直線追い込んだ7番人気
トラメイシに1.3/4馬身差をつけて逃げ切った。勝ちタイムは1分14秒5(良)。さらにハナ差の3着には6番人気
ポートジェネラルが入った。
勝った
モエレフィールドは、
父フィールドアスカ、
母ロングテンシン(
その父ダンシングブレーヴ)という血統。05年5月に北海道・桑原義光厩舎からデビューし初勝利。05年
すずらん賞(OP)では
JRA初出走で3着。その後、現厩舎に転籍し、前走の500万下は4着だった。通算成績12戦2勝(うち地方5戦1勝)。現3歳世代が初産駒となる新種牡馬
フィールドアスカは、この勝利が
JRA初勝利となった。
中山7R・3歳500万下(芝1200m)は、
丹内祐次騎手騎乗の6番人気
コスモスカイライン(牝3、美浦・矢野進厩舎)が、道中中団追走から直線に入り脚を伸ばすと、逃げた2番人気
マリンフェスタをクビ差捕らえて優勝した。勝ちタイムは1分09秒5(良)。さらに3/4馬身差の3着には3番人気
バロンハーバーが入った。
勝った
コスモスカイラインは、
父グラスワンダー、
母レーシングスパイス(
その父グルームダンサー)という血統。04年セプテンバーセールにおいて315万円で落札されていた。2戦目の2歳未勝利(中山・芝1200m)で初勝利を挙げた後は苦戦が続き、前走のきんせんか賞(3歳500万下)も11着に敗れていた。通算成績10戦2勝。