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ブラックムーンの重賞初制覇なるか/中京記念の見どころ

  • 2017年07月17日(月) 10時03分
 開催が夏になった2012年以降、1・2番人気が一度も馬券に絡めていない中京記念。今年も難解なメンバー構成となった。荒れるハンデ重賞を制するのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■7/23(日) 中京記念(3歳上・GIII・中京芝1600m)

 ブラックムーン(牡5、栗東・西浦勝一厩舎)は休み明けの米子SをレコードV。直線最後方から32秒4の脚を使って突き抜けて見せた。今回は久々の中京コースだが、適性に問題はなく、引き続きM.デムーロ騎手が騎乗予定なのも心強い。ここで重賞初制覇なるか。

 グランシルク(牡5、美浦・戸田博文厩舎)は今年4戦して2、3、3、2着と、重賞でもオープン特別でも勝ち切れないでいるが、ここでも実力上位なのは間違いない。昨年の本レースを制した福永祐一騎手とのコンビで、今度こそ勝ち星を掴みたいところだ。

 その他、オープン特別連勝中のウインガニオン(牡5、栗東・西園正都厩舎)、休み明けの米子Sで3着のグァンチャーレ(牡5、栗東・北出成人厩舎)、重賞で連続4着のマイネルアウラート(牡6、美浦・高橋裕厩舎)、GI以外では大負けしていないアスカビレン(牝5、栗東・中尾秀正厩舎)、昨年の3着馬ケントオー(牡5、栗東・西橋豊治厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時35分。

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