「2歳新馬」(22日)
父、母ともに世界で活躍したうわさの良血馬が快勝発進。単勝1・5倍の1番人気に支持された
トゥザフロンティア(牡、父
ロードカナロア、栗東・池江)が期待に応えて初陣を勝利で飾った。道中はなだめながら好位を追走。直線では内にもたれるなど幼さを見せたものの、残り100メートルできっちりと抜け出し、余力を残してゴールした。中京芝1600メートルの勝ちタイムは1分36秒8。
母トゥザヴィクトリーは01年のドバイワールドCで2着し、同年の
エリザベス女王杯をV。きょうだいに重賞5勝の
トゥザグローリー、14年
弥生賞を制した
トゥザワールド、今年の中山牝馬Sを勝った
トーセンビクトリーがいる華麗なる一族で、重賞戦線での活躍が楽しみだ。
本日から短期免許での騎乗をスタートさせた
ダグラス・ホワイト騎手は「まだ子どもっぽい。ゲートを出てから言うことをきかなかったし、道中も押しながらだった。能力で勝ってくれたけど、これでいい学習ができたと思う」と課題を挙げつつ能力を感じ取った様子。なお3/4馬身差の2着は3番人気の
アップファーレン、さらに首差の3着は7番人気の
ダンツセイケイが入った。
提供:デイリースポーツ