中京11Rの
トヨタ賞中京記念(3歳以上GIII・芝1600m)は5番人気
ウインガニオン(
津村明秀騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分33秒2(良)。2馬身半差の2着に2番人気
グランシルク、さらにアタマ差の3着に1番人気
ブラックムーンが入った。
ウインガニオンは栗東・
西園正都厩舎の5歳牡馬で、
父ステイゴールド、
母チャンネルワン(母の
父ポリッシュネイビー)。通算成績は22戦8勝。
〜レース後のコメント〜
1着
ウインガニオン(
津村明秀騎手)
「ゲートを出てから首を振る仕草を見せて、いつもよりスピードの乗りが遅かったので、2番手で前とは離れた位置で落ち着いて運べました。それでも前走の東京よりは気が入っていました。
これまでのレースで最内にコースを取って好走した馬がいましたから、思い切ってそこにコースを取りました。さすがにラスト100mは脚が上がっていましたが、根性で押し切ってくれました。この馬はこの季節と左回りがいいのですが、それ以上に力をつけています」
2着
グランシルク(
福永祐一騎手)
「内の馬に残られました。いつもの馬場なら届いていたのですが......。この馬は雨は悪くありません。馬場のいいところを選びながら脚を使っているのですが……。残念です」
3着
ブラックムーン(M.デムーロ騎手)
「残念。今日は進んで行きませんでした。手前も替えませんでした。直線に向いてもジリジリとした脚で、前回のような瞬発力を発揮できませんでした。馬場を気にしていたようなので、そのあたりの影響もあったかもしれません」
4着
アスカビレン(
松山弘平騎手)
「出たなりのいい位置から流れに乗って運べました。ラストもしっかり伸びています。牡馬相手にしっかり走っています」
5着
ダノンリバティ(
松若風馬騎手)
「テンが速く、置かれる形になりましたが、この馬のリズムで終いまでしっかり走ってくれました。内容は悪くありません。使って良くなると思います」
ラジオNIKKEI