「
関屋記念・G3」(13日、新潟)
反撃を誓う。
ブラックムーンは9日、栗東CWで単走追い。ラストを強めに追われ、5F70秒8-40秒0-12秒4をマークした。動きを見守った西浦師は「上がり重点。いい動きだった」と納得の表情。叩き3走目で挑む一戦に、「上向いている」と出来の良さを強調した。
前走の
中京記念が3着。
米子Sでレコード勝ちを決めた勢いを駆って臨んだが、重賞初勝利はならなかった。「あの馬場でも押し上げたからね。状態がいいから頑張れた。雨が降らなければ…。天気だけはどうしようもない」。直前に短時間だけ降ったスコールの影響で馬場が緩くなり、切れが半減したことを悔しがる。
今回も戦法にブレはない。「直線の長いコースで、この馬のペースで運べたら」。極限までため込み、自慢の末脚で初のタイトルをつかむ。
提供:デイリースポーツ