「新馬戦」(12日、新潟)
12日、新潟5R(芝1800メートル)に出走する
ヴォウジラール(牡、美浦・尾関)は、先週までにコース&坂路で計10本の追い切りを消化。今週は美浦坂路で3歳馬と併せ、互角の動きを披露した。尾関師は「時間をかけて乗り込んだ。脚元の関係でビシッと追ってはいないけど、いいアクションで走る」と素質の高さを買っている。
優秀な血統だ。近親にはG1馬
シンコウラブリイを筆頭に、重賞ウイナーがズラリと顔をそろえる。父は
ハーツクライ。今春のクラシックでは勝利こそなかったものの、ダービーで
スワーヴリチャード、
桜花賞で
リスグラシューが2着となり、存在感を示した。師は「これだけの血統だし期待している」とうなずく。真夏の越後路に良血馬が躍動する。
提供:デイリースポーツ