13日、ドイツ・ホッペガルテン競馬場でベルリン大賞(G1・芝2400m、7頭)が行われ、A.デフリース騎手騎乗のドイツ馬・チンギス
シークレット(
Dschingis Secret)が勝利した。
1番人気に推されたのは昨年の
エクリプスSなどを制しているG1ホース・
ホークビル。少頭数の中
ホークビルが逃げる展開で、チンギス
シークレットはそれを2,3番手でマーク。直線で
ホークビルを外から差し切り初のG1勝利となった。3着はレーシングヒ
ストリー。2,3着は英国調教のゴドルフィン勢で、自国馬のチンギス
シークレットが意地を見せた。勝ちタイムは良馬場で2:32.89。
チンギス
シークレットはドイツのM.
クルーク厩舎の管理馬で、父
Soldier Hollow、
母Divya(
その父プラティニ)の4歳牡馬。ここまで伊セントレジャー(G3)、ゲルリング賞(独G2)などの勝ち鞍がある。通算成績はこの勝利で12戦5勝。
ベルリン大賞はドイツ競馬最高峰のレースの1つで、過去には2002年の
マリエンバード(当時は“ドイツ賞”の名称)や、2011年の
デインドリームがここを制し、続くバーデン大賞、そして
凱旋門賞を勝利した。