今週日曜の新潟11Rの
NST賞(3歳以上OP・ハンデ・ダ1200m)に美浦から出走する注目馬2頭について、追い切り後の関係者のコメント。
坂路コースで併せ馬で追い切った
ニットウスバル(牡5・美浦・
高橋文雅)について、高橋調教師。
「今日(8/16)は前の馬を見ながら、後ろの馬が来るのを待って追い出しました。反応も良く追えばまだ伸びる感じでしたし、雨で馬場も悪かったので、今日くらい動ければ大丈夫でしょう。息もこれでできると思いますし、馬もレースを察して雰囲気が良くなっています。
新潟は最後の直線が長いのは良いのですが、ワンターンがどうかですね。この条件は案外前が止まらないので位置取りと道中の動かし方だと思います。ジョッキーには中山のイメージで乗ってもらいたいですが、岩田騎手もテンからしっかり動かしてくれて、コーナーでためを作ってしまいを伸ばすような乗り方をしてくれますから。当日輸送の競馬は朝からテンションが上がってしまいますが、輸送競馬になるとそれがなくて、ゲートでも悪さをしません。夏場だから多少体はシャープになっているとは思いますが、馬体重的にはさほど変わらないでしょう」
ウッドチップコースで併せ馬の追い切りを消化した
マイネルバールマン(牡3・美浦・栗田博憲)について、追い切りにも騎乗した
柴田大知騎手。
「今日(8/16)はすごく楽に走れていましたし、動きは良かったですね。以前はガーッと前に行く感じで折り合いに難しい面がありましたが、厩舎サイドで工夫をしてくれたので、その分最後に良い動きをしてくれるようになりました。1200mの距離は忙しい気もしますけど、早めに動いていければと思います。52キロのハンデは良いですね。あとは流れが向いてほしいです」
(取材・写真:佐々木祥恵)