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武豊騎手、モレイラ騎手、中野騎手など、今週末は騎手対抗戦「WASJ」!

  • 2017年08月22日(火) 06時00分
 今週末、札幌競馬場でいよいよ世界の名手たちが集う「2017ワールドオールスタージョッキーズ」が開催される。個人戦に加え、JRA選抜とWAS選抜(外国・地方代表チーム)によって合計点を競うチーム対抗戦で争われる。

 26日の土曜日には第1戦(10R、芝1200m)、第2戦(11R、芝2000m)が行われ、翌日の日曜日に第3戦(10R、ダート1700m)、11RのキーンランドC(G3)を挟んで第4戦(12R、芝1800m)が行われる。いずれも定量戦。

 レースの着順毎に与えられるポイントは、1着から9着までがそれぞれ「30点・20点・15点・12点・10点・8点・6点・4点・2点」で、10着以下は1点。また出走馬不足・出走取消・競走除外など騎手の責任に関係なく騎乗できなかった場合は6点が与えられる。

 選定騎手は以下の通り。

JRA選抜】
※7月23日終了時点の成績で決定、ほか「顕著な活躍を認められた騎手」や「本年の日本ダービー優勝騎手」によって選定

戸崎圭太(美浦:2016年JRA賞MVJ」受賞、勝利数関東1位)
内田博幸(美浦:勝利数関東2位)
田辺裕信(美浦:勝利数関東3位)
C.ルメール(栗東:2017年日本ダービー優勝騎手、勝利数関西2位)
M.デムーロ(栗東:勝利数関西1位)
福永祐一(栗東:史上8人目のJRA通算2000勝達成、勝利数関西3位)
武豊(栗東:前人未到のJRA通算3900勝達成)

【WAS選抜】

地方競馬代表騎手
中野省吾(船橋:スーパージョッキーズトライアルを最年少&歴代最高得点で優勝)

・海外招待騎手
アントニー・クラストゥス(フランス:JRA重賞2勝、2012年凱旋門賞では日本馬アヴェンティーノに騎乗)
ユーリコ・ダシルヴァ(カナダ:2014年のジャパンCでアップウィズザバーズに騎乗、自国のリーディングジョッキー)
ケイトリン・マリヨン(オーストラリア:日本初騎乗の女性騎手、今年3月に初のG1勝利)
ケリン・マカヴォイ(オーストラリア:初来日。メルボルンCを2勝など)
ジョアン・モレイラ(香港:2015年のWASJ優勝。昨年の札幌で騎乗機会7連勝のJRA最多タイ記録)
トム・クウィリー(イギリス:名馬フランケルの主戦騎手。2012年以来2度目の来日)

 前身のWSJSも含め、過去に優勝している今回出場騎手は武豊騎手(1992年)、J.モレイラ騎手(2015年)、M.デムーロ騎手(2016年)で、武豊騎手は2015・16と続けて2位になっている。また、7月の落馬で休養していた田辺裕信騎手は先週から復帰し、既に勝利も挙げている。北の大地で争われる世界の名手たちの戦いに注目だ。

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