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オーデットエールの追い切りに栗東までやって来た柴田善騎手/トレセン発秘話

東京スポーツ
  • 2017年08月25日(金) 18時00分
「あれは誰だ」

 坂路調教班の間で、新潟2歳Sに出走するオーデットエールの最終追い切り(23日)に騎乗していたのが誰なのか、ハッキリせずに話題になったという。水色のヘルメットをかぶっていたからジョッキーはジョッキー。それでも白地に、袖にラインの入ったアウターを着た人物は栗東ではあまり見かけない。

柴田善臣がわざわざ乗りに来た?」

 まさか…。いや、そのまさかで、実際、今回タッグを組むことになった柴田善が栗東まで追い切りに乗りに来ていたわけだ。

「結構、早くから今回のレースで善臣さんが乗ることは決まっていたみたいです。追い切りの時は自分は併走馬に乗っていたんですけど、終わってから“乗りやすくて、いい馬だな”と言ってくれましたよ」とはオーデットエールを担当する野見山助手。

 須貝キュウ舎と柴田善といえば、2014年安田記念ジャスタウェイの主戦である福永が騎乗停止となった代わりに、急きょピンチヒッターを務め見事、勝利を収めたことで知られている。

「道中は結構、後ろにいたので大丈夫かなと思っていたんですけど、結果勝ってくれたんですから、きっちり仕事をしてくれた感じですよね。善臣さんには安田記念以外にも、毎日王冠に2回(12、13年)乗ってもらっていて。ともに2着だったんですけど、2着に来ないと天皇賞(秋)には出られなかったので、そういう意味でも、きっちり結果を残してくれています。僕にとっては善臣さんはいいイメージしかないですね」とはジャスタウェイを担当していた榎本助手の弁だ。

 めったに乗ることはなくとも、乗ればきっちり仕事をする…それが須貝キュウ舎に騎乗した時の柴田善ということだろうか。今回、オーデットエールの追い切りに乗った後は疾風のようにトレセンから去っていったという柴田善。新潟2歳Sでは月光仮面のような痛快な活躍を見せてくれるかもしれない。

(栗東の坂路野郎・高岡功)

東京スポーツ

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